香港は死んだ。 もう、香港は香港じゃない、中国になってしまった。 という声が多く聞かれる。
そして、また、茶番の予感が…。
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全世界に向けた、めちゃめちゃ理不尽な法律
いやぁ、始まったね。
レジ袋有料化。
そっちじゃなかったか。 香港の一国二制度がついに終わったって話だよね。
そう、イギリスから中国に、香港の主権が返還されてから、2020年の現時点で24年目なんだけど、中国は、香港に高度な自治を50年間保証するという約束を、ついに破ってしまったことになるね。
中国本土は強烈な国家独裁主義体制なんだけど、香港は中国に返還されたとはいえ、それまではイギリスの統治下ですでに経済発展していたし、そんな中で築き上げた独特な文化があるからね。 そんなユニークな ”香港特別行政区” という街ができてちょうど24年目の記念日となる7月1日に正式に施行されてしまったのが、この ”国家安全法” なんだ。
ひどいのは、可決したのが6月30日の23時で、施行されたのが7月1日の0時。 つまり、法律条文が開示されたのは、この法律が有効になるわずか1時間前だったんだ。
この法律は、具体的には、
・国家分裂
・政権転覆
・テロ活動
・外部勢力との結託
の罪名が盛り込まれていて、民主化運動だけじゃなくて、言論の自由(メディア、インターネットなど)、教育分野、そして経済活動にも広く影響が及ぶ内容になっている。 最も重い罪で、無期懲役刑だ。
しかも、中国の法律の特徴は、新しい法律ができたら、その法律ができる前の過去に遡って罪を問うことができることなんだ。
しかも、逮捕されるのは香港の住民だけじゃないんだ。
第38条 香港の住民でない人でも、香港以外の場所で本法律の定めた犯罪を犯した場合、本法律の適用となる。
香港特別行政区の長官(中国本土側の人)の言い分は、 「国家主権を維持し、国土の完全性、安全な制度を保護するための歴史的な一歩だ」 と主張している。 「民主化の看板を掲げて、大陸に反対する基地になってはいけない」 と、それっぽいことを言っているけど、今のを言い換えると 「本土に逆らうな。国家主権制度を保護しろ」 という、独裁そのものなわけだ。
それにしても、これまで香港で公布されていた公文書の類は、中国語と英語の二種の公用語で出されていて、その理解や解釈は英文によって明確になっていたが、今回の国家安全法は中国語のみで出されていて、曖昧な表現が多く、具体的に解釈されづらいという。
この法令は香港の立法機関を介さずに、中国政府のみによって定められている。 つまりそれは、香港の自治と、司法権の独立の崩壊を表しているんだ。
米英はすでに対抗措置
これに対し、アメリカのポンペオ国務長官は、香港への輸出禁止物品を定めた。 主に軍事用部品だ。(軍事的には 香港は中国の一部 と解釈しているのだろう)
イギリスのラーブ外相も、英国のパスポートを香港住民300万人に与えることを発表している。(もともとはイギリスの占領下だったため、人道的に賢明な判断だろう)
国連の対応
国連は中国寄りだ。
国連人権理事会、キャリー・ラム氏は、「国際社会は香港の国家安全の権利を尊重せよ。 本法律の対象は少数の過激派だけだ。 香港人の自由は完全に守られる」 と発言している。
英国の国連大使が、27か国 共同で、中国への非難声明を出したんだけど、
キューバ国連代表がすかさずカウンターで、53か国 で中国の政策を支持する声明を出してきたんだ。
いきなり適用、300人逮捕
法律施行のわずか一時間前に内容を発表したくせに、初日にいきなり300人以上を逮捕したんだ。
抗議の意思表明自体が罪になるぞ、という見せしめの意味もあるだろうし、2020年9月に香港立法会選挙があるから、それまでは過激な動きがあるとは思ったけど、想像以上にめちゃくちゃだよ。
香港独立の旗を持っていただけで逮捕。
カバンの中に台湾(中華民国)の国旗が入っていただけで拘束された人もいるみたいだよ。
他にも、スマホのロックを解除させられて、中身をチェックされた人もいたそうなんだ。
日本に住んでいる香港人でつくる団体が 「犯罪認定覚悟」 で記者会見を開いて 「何も知らされないまま自由と未来が奪われました。ですが、我々香港人は決して屈しません」 と話した。
これは、世界中の自由への ”宣戦布告” だ。
日本の若者も、抗議の記者会見
国安法の成立を受け、香港での2014年の雨傘運動の中心メンバーである周庭(アグネス・チョウ)氏や黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏が所属する「香港衆志(香港デモシスト)」も6月30日に解散を表明。
こういった状況を受けて、2020年7月1日、千代田区永田町の衆議院議員会館地下大会議室にて、在日香港人民主運動グループ「香港の夜明け」と日本ジャーナリスト協会が、香港国家安全法に関しての緊急記者会見をおこなった。
会場には、「香港の夜明け」メンバー3名と、香港問題について支援する、国民民主党の山尾志桜里・衆議院議員、自民党の中谷元・元防衛相、自民党の山田宏・参議院議員が参加、登壇した。
香港の夜明けメンバーは名前を伏せ、黒い覆面をして中国当局による特定を避けた。
内容は、「白色テロ(政府によるテロ)」「人権侵害」「自治の崩壊」「日本への影響」に関する懸念だった。
そして、日本も移民を受け入れる体制を、と。 現在、台湾、アメリカ、イギリス、オーストラリアなどと同様に、香港市民の移住など受け入れの議論が、日本でも起きている。 と、繰り返し強調した。
・・・ん? 移民? ちょっと話の流れが?
まぁまぁ。 来場した議員らは、人権侵害への制裁として知られる「マグニツキー法 Magnitsky Act」の適用を国際的に呼びかけ、中国と香港の公務員や組織への入国制限や資産凍結を行なうことなどを提案したよ。
登壇した「香港の夜明け」メンバーは、「デモシスト解散のいま、無名で中国政府にマークされていない自分たちが積極的に活動すべきだと思って行動している」「もう故郷香港には帰れないかもしれない。だが自由ある香港のため、人々のため、諦めずに声をあげ続ける」との決意を述べたよ。
見えてきた中共の正体(恐怖支配と経済成長の暴走)
日本は移民を受け入れろ
記者会見の動画をざっくり見たけど、香港の夜明けの主張は「制裁などは一切考えずに、悪法の恐怖と移民を受け入れて、一切文句を言わずに我々を応援してください」 とも受け取れるよね。
「IPAC」という対中政策に関する列国議員連盟が、今年2020年6月4日(天安門事件発生の日)に合わせて設立されたんだけど、その連盟に、今回登壇した山尾議員と中谷議員が参加しているんだよね。 対中共という意味では素晴らしいんだけど、これは気のせいかも知れないけど、IPAC参加国を見渡すと、米・英・豪・独・伊・カナダ・スイスと、移民推進国のオンパレードなんだよね…。
一連の騒ぎの共通点は、恐怖
疫病騒動によるロックダウン、BLMテロ、香港デモ、もしかしたら今回の悪法も、
一連の騒ぎは「恐怖」がテーマなんだよね。
どこからどこまでがそうかはわからないけど、欧米の資金はもちろん、諜報機関が絡んでいる可能性があるよ。
【世界の悪役】香港の若者が暴いた、一帯一路VS世界政府の構図
香港は、イギリス統治時代から国際金融センターとして栄えていたからね。
中国からすると、信用価値の薄い人民元を資金洗浄できる貴重な外貨獲得源で、香港があったから中国はここまで力をつけることができたんだよね。
でも、世界の大きな流れで言うと、すでに国際資本から見放されて、中国共産党政府の力は実際はどんどん縮小していっていると見ていいと思うよ。
それでも、国際資本家は世界政府を作りたいので、今はまだ中共の恐怖を演出したい。 裏から加担してデモを強化すれば、中共は人権弾圧を強化してくる。 この弾圧に屈すると、そのまま監視社会に突入する。 世界中が恐怖心理に陥り、世界政府を渇望する。 こんな構図を演出したいんじゃないかな?
元々今の中国を作ったのは銀行家
第二次大戦が終わったあと、「そうだ、中国を強くして、米中戦争で儲けよう」 と考えたんだね。
思わぬ反乱因子、国民とリーダーの覚醒
株式会社中国は大成功。 残ったのは、大量の産業廃棄物()。
話を中国に戻すと、元々一国二制度は鄧小平が台湾と中国をひとつにするために作った制度。
しかし、台湾の民意が思いのほか覚醒し、独立の動き。 アメリカも台湾をほどほどに支持するポーズ。
中国の現トップもそれを察知し、暴走を加速。(色んな意図があると思う)
アメリカ国民が覚醒し、トランプ政権誕生。 イギリスも覚醒、ジョンソン首相誕生。 ロシアも睨みを利かす。
【まとめ】縮小する中共、それでも恐怖を煽る偏向メディア
まとめ。
今回の香港治安維持法38条は、世界中を対象にしている。 逆らったら、世界中どこにいても捕まえるぞ、と。 まるで滅茶苦茶な、ギャグのような法律だ。 金融市場が作り出したモンスターの暴走は、ついに限界を突破した。 これが何を意味するのか。
私は、 「世界中の借金の踏み倒し」 だと思うよ。
戦後、世界は嘘で塗り固められてきた。
いよいよ清算だね。 大災害のせいにして、記録を消して、無かったことにするんだね。
恐怖支配は、手っ取り早く大衆を服従させるもっとも安上がりな方法らしいからね。
これから我々はどう対処するか。
それは、トランプ大統領の言うように、「法と秩序」 だろう。
目の前の恐怖にいちいち反応するんじゃなくて、国際社会として、あるいは二国間交渉で、不当な要求だということをしっかりと追及してほしい。
今回の法律は、50年不変といった、れっきとした約束違反。 世界の秩序を狂わせる悪法なんだから、
今の国連(=世界政府側、各国の一部の民主派)も同様、色んな国で人権を訴えながら、その裏では少数民族なんて滅びて良しとする態度をとっているのは矛盾している。
こんな矛盾を浄化(正常化)しようとしているのがトランプだね。
香港は助けなければいけないけど、もう何年も前から、香港は、人質であり、囮なんだね。 それがわかっているから、トランプは香港もろとも輸出制限の制裁対象にしたんだね。
日本も、このレベルの政治をしないと、民主派の言う国際協調どころか、その大前提となる対外自立さえもままならない状態が続くよね。
とにかく、今は、たとえ話ではなく 「爆弾」 が爆発しようとしているよ。みんなが、それぞれ自分にできる方法で避難をしよう!!
・・・今日はこのへんで終わります。 最後まで見ていただき、ありがとうございます。 また、次の動画でお会いしましょう。
それでは、 GOODRUCK!