教科書に載せたい話題

変わっていくSNSと日本

ここ最近のインプットで、僕の中でSNSの考え方がムギュっとアップデートされたので、まとめて書いておきます。キッカケ&参考になったのは、主にひとつの対談動画です。動画では、家入一真さん、ゆうこすさん、国光宏尚さん、箕輪厚介さんなどが対談されていました。

 

もうね、こういった情報をもっと広めて、「クソリプやめよう」ではなく、先見性を持って「時代は進んでいくのだから、恥ずかしいよ」と言えばいいんじゃないかと思うのです。

 

SNSの未来

✔承認されたい人と、そうじゃない人に別れている

 

✔承認欲求型の自己実現に興味がなくなっている人も

 

✔人を応援することによる自己実現が本質になる

 

✔共通の目的目標に向けて協力する場になる

 

✔原点回帰して、またセーフティーネットに

 

✔承認欲求型以外も受け入れる日本のSNSは、実は他国より進んでいる

 

上記のような内容でした。ざっくり言うと、今のSNSは、完全なオープンではない、クローズドな場として求められつつある、ということです。

例えば、二極化(貧困・学歴など)により、現状のままでは日本で生きていけない人が、バーチャルで、SNSと化学変化を起こしてビジネスを始める、といったような。

SNSユーザーは、これからもさらにバーチャル世界に慣れていきます。[妄想世界の自己承認]から、[自己成長のためにSNSを活用]するようになるのです。

実績の主張や嫉妬など、疲れることをやめて、SNSは自然に近づいていくのです。
今はまだ、謎に絡んでくる変な人が多いけど、ひどい人は、近々、ほとんどいなくなるでしょう。昔のニコニコ動画のコメント欄がそうだったように。プラットフォーム上にきちんと街が建設されると、変な人は、コミュニティそのものからミュートされて(もしくは恥ずかしくなって)、いなくなるのです。(と言っても、実際にはいなくならなくて、他に石を投げる場所を求めてどこかへ移動するのです)

オープンなSNSでありながらも、阿吽の呼吸で目的に向かうクローズドなコミュニティに、協力者が自然と集まるようになるのです。そして、コミュニティごとの差は、どんどん広がっていきます。そしてそのクローズドなコミュニティは、いつかまたオープンな場に訴求を始めるのです。

これまでSNSを憩いの場としていた、いわゆる変な人(発想が貧困な人?)は、聖域だったSNSでコミュニティを作れずに、追い出されるか、セーフティーネットとなったSNSに救われるか、の選択になるのです。

そして、SNS広告にしても、今はまだマス型だけど、マス型広告とはまた別の形で、個人の共感と協力がそのままビジネスになっていくようになる。なんてことも、起こってくるでしょう。

 

 

結論(推論)

✔SNSは進化し、ただただ精神的欲求を満たす場ではなく、セーフティーネットやビジネス、価値観を交換するプラットフォームになりつつある

 

✔日本のSNSは、実名だけでなく、匿名のアイデンティティからも、現実のフィードバックをもたらす

 

僕のいつもの常套句だけど、脳を常にアップデートして最適化しようということです。やはり、SNS社会もまた、凝り固まった承認欲求社会から、一周まわって、結局、子供のような素朴な疑問や発想力が活きてくるようは社会になっていくのかと想像すると、面白いです。

現実にしがらみがあるなら、匿名でもプレイヤーになれます。匿名プレイヤーは、テキスト界のVチューバーであり、ボーカロイドなのです。ここにも仮想現実があったのです。匿名プレイヤーが本質的な意味で容認される国があるとすれば、

《オタク先進国・日本》

ぐらいでしょう。いよいよ、オタクが社会を救う時が来たのかもしれません

 

変わりゆくSNS社会をどう生き抜くのか。

今後、SNSという社会からミュートされる存在となるのか、それとも多様な参加方法を選んで参加するのか。それとも、全く参加しないのか。選択は自由です。

 

僕は、遅ればせながらも去年からTwitterを頻繁にやるようになったけど、インプットやリツイートがメインだったのを、とりあえず自己紹介欄を頻繁に作り変えたり、役に立ちそうなインプットを噛み砕いて発信したりして、すこしづつ、プレイしています。Twitterは、現代版の、短歌や詩みたいだなと思っています。
脳科学者の茂木健一郎さんも、「SNSは雑談の場で、脳のいい栄養になる(偶有性を生む)から、どんどんやるべき」とおっしゃっていました。
(余談だけど、海外ではTwitterはオワコンらしいけど、日本でまだ多くの人がTwitterを使ってるのは、古くから少ない文字制限の中で言葉遊びをする文化があったからなのではないかと思う。日本語は、進んでいるし、美しい)

まずは日本です。日本のSNSがこれからどんな繁栄をするのか、みんなどんな選択をするのか。とても楽しみです。