教科書に載せたい話題

新中国連邦国家?

・・・新中国連邦国家の話題、あまり国内では報じていないようだね。 何を目的とする動きなのかな?

先日、中国の亡命活動家による、新中国連邦国家樹立宣言が行われたことだよね。

英語、中国語、もちろん日本語も。 その他、世界中のあらゆる言語で、ほとんど報道されていません。 これが何を意味するのか。 考察していきましょう。

2020年6月4日、中国の分離主義者の運動は、中国の正当な政府として、中国共産党を置き換えることを意図する、新しい国の設立を宣言しました。

と、このように報道されることが、精一杯のようです。 しかし、今回の宣言に関係している人物の重要性、および、特に英語メディアでの報道の欠如を考えると、この動きを引き続き監視する必要があると考えます。

スティーブン・バノン氏という人物が関わっているということが、とても重要なポイントでしょう。

スティーブン・バノン氏はアメリカ政府内では、トランプ氏を大統領にした人物のひとりとして有名なかたです。

 

・ビジネス成功者

・愛国主義者

ということは、今までの活動からも明らかでしょう。 他には、

・白人至上主義者

・反ユダヤ主義者

というレッテルが貼られていますが、実際はどうなのでしょうか?

2020年6月4日に、カク海東(郝海东)マイルズクォック(郭Wengui /郭文贵)スティーブン・バノン氏は、宣言した中国の新連邦州の宣言の一環として、公益通報者運動を立ち上げました。

さらに、彼らは「ヒマラヤ監督機関」と呼ばれる非政府組織(NGO)の設立を発表しました。 これは、「中国と新連邦国家との、相互の協力分野にある国際社会との、コミュニケーションの架け橋として機能すること」を意図しています。 人々の自由を守り、全世界の人々の間の共通の発展と相互尊重に基づいて資産の安全を保護する、としています。

GnewsのWebサイト(https://gnews.org/zh-hans/221944/)から取得した「宣言」PDFによると、宣言のスポンサーおよび策定者はカイル・バス氏
スティーブン・バノン氏
Miles Guo(郭 文貴、かく ぶんき)氏。

Miles Guo(郭 文貴、かく ぶんき)氏は、中国国内で、複数の容疑で逮捕されようとしていることに気づき、2014年にアメリカに逃れた、中国の億万長者です(申し立てられた容疑が正当であるかどうかは不明です)。 彼は以前中国で73番目に裕福な人物としてランクインした成功者であると同時に、「爆料革命」という、中国共産党の最高指導部メンバーらの腐敗・汚職を暴露するメディアの持ち主です。 彼は、独自の仮想通貨も所有しているようです。

Stephen Bannon(スティーブン・バノン)氏は、アメリカでは非常に有名な人物です。 彼はトランプ政権の元ホワイトハウスのチーフストラテジストであり、トランプ氏の大統領選挙戦が危機に瀕しているときに、風向きを変えたと広く認められていました。 その後は、ヨーロッパ全体のポピュリスト・ナショナリスト運動を支援することに時間を費やしました。 彼は、アメリカのニュースサイトであるブライトバートの元会長で、過去2年間、親中国の姿勢は示しつつも、中国脅威論を唱え、米中の貿易問題に警鐘を鳴らしていた人物です。

Kyle Bass(カイル・バス)氏は、アメリカのヘッジファンドマネージャーです。 彼は、サブプライム危機を予言し、莫大な利益と名声を得ました。 2020年のアメリカのゼロ金利も予言的中しており、今や、彼の発言は、世界の金融業界に多大な影響を与えます。

そして、有名どころとしては、元サッカー選手のハオハイドン氏が声高に参加を表明しています。

Hao Haidong(ハオハイドン)氏は、元中国のサッカーのスター選手であり、中国代表チームで100回以上の出場を果たしたほか、中国スーパーリーグ。彼は過去20年間で中国からの最高のストライカーとして広く知られています。 また、彼の妻である、かつてのバドミントンの世界チャンピオンであり、シードナンバー1プレイヤーである、Ye Zhaoying(イエシャオイン)氏も活動に加わっています。

「宣言」 の内容は、PDFで公開されているので、興味あるかたは見てみてください。 簡単に説明すると、「中国共産党の支配から、中国国民を守る」 といった趣旨です。

・・・内政干渉するわけではなく、あくまで「国民の意志」というわけなんだね。

6月4日がこの宣言に選ばれたのは、これが1989年の天安門広場事件の日であり、中国共産党が戒厳令を発表し、1か月以上続いた大規模な抗議を取り締まった日だからです。 軍隊が実弾で抗議者に発砲し、数百人の抗議者と傍観者の命を奪い、数千人が負傷したと報告されています。 この事件は中国で完全に検閲されており、今年は、初めて、香港でのデモ運動が禁止になっていたのでした。

ただ、今は、この「反乱グループ」だけでなく、この宣言をどれだけ真剣に受け止めるべきかを、正確に判断することは、不可能です。 フィリピンやミャンマー、ヨーロッパ、または世界中で独立運動が起きていても、それほどに効果が見られないからです。 それらの独立運動の参加者は、今も、彼らのビジョンのために戦うことをいとわず、旗、宣言、支持者を持ち、戦いを続けています。

しかし、今回の運動が、世界中のすべての分離主義運動や独立運動と異なる点は、この特定の運動に関与している人々の注目度や影響力が非常に高いことです。 彼ら個人個人の動きは、逐一、公共メディアに掲載されます。

また、注目すべきは、彼らの資金力です。

彼らの戦略について、次のことが予想されています。
– 情報戦争でCCPと競争する大規模なメディアプラットフォームを構築
– 中国国内からの、内部告発を奨励
-連邦国家が得た情報を、(大中華ファイアウォールを突破して)中国国内に持ち込むよう奨励
– CCPの衰退と崩壊が避けられない場合に、CCPを引き継ぐ準備を整える
–誰もが頭を低く保ち、個人の安全を最優先に考える

・・・ほう、案外、真剣にやってそうだね。 各国でやってるデモに比べると、茶番っぽさはまだ薄めだよね。

この件に関しての情報は、今後かなり封殺される可能性がありそうです。 すでに、Hao Haidong(ハオハイドン)氏とその妻、Ye Zhaoying(イエシャオイン)氏のWeibo(中国版Twitter)アカウントは停止されています

このニュースは、少なくとも彼らにとっては、冗談でもフェイクニュースでもなんでもなく、真剣で、命懸けの事態でしょう。

 

スティーブン・バノン氏は、2020年5月に、大紀元時報の取材に対し、 「今後、裁判が起こり、中共メンバーと中国共産党の資産は没収される」 と発言しています。

現在の流れとしては、中国の国家安全法を受けて、イギリスと台湾が、香港人を助ける為に尽力しています。 イギリスのジョンソン首相は、290万人の香港人に、イギリスの市民権を獲得する道を開く、と表明しています。 アメリカからは、中国人留学生が急遽撤退しました。 世界は大きく動いてます。

世界の景色は大きく変わろうとしています。

・・・なるほどね。 確かに、トランプ大統領陣営は、アメリカ国内でたくさんの感染者を計上していたもんね。 役者は揃ったというわけか。 だんだんとわかってきたよ。

トランプ大統領が今後どういった動きを取るのか。 また、日本政府は、どういった態度を取るのか。 非常に重要な局面なのかも知れません。

・・・悪の中共VS世界政府という、イマイチ成立していない(ズブズブっぽい)構図に、第三の勢力が現れたというわけだね。 私なら、戦争か訴訟なら、証拠を揃えて訴訟を選ぶかな。 今の国連の状態で正当な国際裁判が行えるかどうかだけど、それに関しても、新WHOのような動きから、新国連が生まれそうな雰囲気もあるよね。 これも関係ありそう。 要注目だよ。

新国連か、確かに。 ・・・そう考えると、第二次大戦中の日本にもさぁ、外部から証拠を揃えて応援してくれるような、そんな組織があったらよかったのになぁ、って思っちゃったりするよね。 今後とも、注視していきましょう。

・・・それにしても、この旗、なんだか、目のような、宇宙の法則のようなデザインだね?

 

 

中国から、ドナルド・トランプ大統領が生まれる可能性!?

スティーブン・バノン氏の動向には要注目です。 彼はトランプを当選させた人物。 彼は、アメリカ製の坂本龍馬なのかもしれない・・・!?