前書き
ゼロからイチを築く段階。それは、何を始めるにあたっても、最も行動力や積極性などが必要とされるフェーズなのは、あなたもお気づきなのではないでしょうか。
ビジネスにおいても例外ではありません。いや、むしろビジネスなんて慣れないことを無理矢理やろうとしてる以上、本当に苦痛を伴う気持ちになってしまう。だからスタートアップを支援するビジネスが成り立ったり、ビジネス自体をやる必要性さえも見失って辞めてしまう人まで出てしまうのでしょうか。
この、パワーの要る状況を打開するキーワードこそが『チート』なんです。
なんて堅い書き方をしといて何ですが、今日の話題はタピオカです。笑
本題
表題とはズレていますが、今回の話は、大袈裟に言うと『スタートアップのためのフットワーク講座』なのかもしれません。
なぜ、私がタピオカ屋を始めたのか?
それは、『自然の流れに身を任せたから』という表現が近いのかもしれません。
どういうことかというと、『環境』と『モノ』を掛け合わせたら、『チートビジネス』になっていることに気づいたからです。
正直まだあんまり売れてません。1日3時間ほど売って、10杯程度です。宣伝もほぼしてませんし、店頭に張り紙をしているだけの、やる気の全く感じられない店舗です。ゼロの日が1日も無いのが救いなぐらいです。
これでも、いいんです。これでも潰れないビジネスモデル。ちょっとチートじゃないですか?
むしろ、まだ炊き方や味付けも定まっていないので、あまり殺到されると逆に困りますし、本業の郵便配達もあるので、ゆっくりやらせてくれ、という思いなんです。
ビジネスとしては、甘過ぎにも程がある、と総叩きされそうなスロースタートぶりですが、始めたての副業なんで、私はこれでいいと思うんですよね。決して負けてはいけない。ベイビーステップで小さな成功を積み重ねる。これが私の今のスタイルなんです。結婚もしたし、大きなリスクを背負う段階ではないんですよね。
個人事業ですが、無理をするわけではない。無理はしないが、着実に育てていく。そんなイメージ。これも、立派なビジネスだと現段階では言えます。
チートな理由①
小さいと言いましたが、前提として、営業許可証とかの申請がハードルだったり、それが省かれるのは大きいです。私の両親が、小さな居酒屋を経営しているので、日曜の昼間のみ、その店先を借りているのです。
チートな理由②
タピオカであることです。来年なくなると話題なので、100人が前を通れば、5人ぐらいは気にかけてくれて、1人ぐらいは買ってくれます。原価率が安いです。1000円ぶんぐらい炊くと、30人前以上はあります。なので500円ぶんぐらいしか炊きません。あとはカップ、ふた、ストロー、砂糖(独自ブレンド)、茶葉、牛乳ぐらいです。
炊いたタピオカが残ったら、冷凍して自家消費用にしています。
チートな理由③
楽しめることです。お金をもらいつつ炊き方を工夫できるので、週を追うごとにどんどん美味しくなるタピオカミルクティーが飲めて最高です。つやつやに炊き上がったタピオカが可愛くて仕方がありません。笑
なにせ、最もパワーの要るビジネススタートのフェーズを楽しめることは、非常に大きいと感じました。
そして、タピオカを炊いている間や、店番の際も、ビジネスのことやブログの内容をリサーチしたり、ドラクエウォークしたり、スクワットしたりと、好きにさせてもらってます。
✔趣味とか、節約の一環など、『やりたいこと』の延長(作品のシェア)
✔商圏範囲に、そこそこニーズがあること(ネットならニッチでも〇)
もはや週末タピオカが、今の私にとってのチート行為に当てはまったということです。ネット副業を探していたつもりが、リアル店舗が進み出した、という、ちょっと変わった例になったわけです。
結び
今回、一体何が言いたいのかというと、
『チート的に負けないタピオカビジネスのスタイルを、あなた自身に当てはめて応用してみてほしい』
のです。
この記事を見ているあなたも、もう一度、ご自分を取り巻く状況を見直して、チート行為ができるチャンスが無いか探してみてはいかがでしょうか。
例えば、メルカリなんかはどうでしょうか。意識して出品者を見渡すと、不用品販売以外にも副業っぽい人が結構いますよ。完全にコツコツ型の小さなビジネスモデルなのに、評価が1000超えてる人もザラにいたりして、最初は結構刺激を受けたり、参考になったりするのでオススメです。
小さく始めて、小さくても勝つ。やってみると意外と得られるものがすごいですよ。自信だったり、お客さんと意思疎通する感覚だったり。
何より、意識がガラッと変わりました。明らかに壁を突破した感覚があるのです。雑念が少し減りました。FXのポジポジ病あたりからは抜けられそうです(笑)。この勢いで、次の壁にもタックルできる気がしています。
それでは、今日はこの辺にしておきます。今回の記事で、あなたのアンテナが少しでも伸びたのならば、幸いです。