教科書に載せたい話題

【セカヨク】救世主? トランプ大統領を知る 発言 考察

いつでも話題のトランプさん。

アメリカの第45代大統領をやっていますよね。

世界情勢を読むにあたって、アメリカの大統領であるトランプさんを除外して考えることはできません。

最近では、トランプさんが救世主だという理論まで登場していますよね。どういった流れでそうなっているのか?何か、世界の情勢をつかむヒントになるかなと思って、また、今年2020年11月に行われるアメリカ大統領選を、われわれ、日本人として正しく読み解くためにも、トランプさんがどういう人物なのか、もう一度おさらいしておきましょう。

アメリカの不動産王

生まれはニューヨーク。父フレッド・トランプが不動産開発会社を営む裕福な家庭に生まれ、大学は、ペンシルバニア大学で、不動産を専攻し、経済博士号を取って卒業しています。

その後、父親が経営する会社に入社して、仕事を通じて不動産と投資の知識を身につけました。

そして、父親の支援を受けて、アメリカ東海岸を中心としたオフィスビル開発、ホテル、カジノ経営などに乗り出し、さらに父の会社も受け継ぎました。当時ドナルド・レーガン政権下での景況感回復も後押しになり、事業は大成功。拡大に拡大を重ね、「アメリカの不動産王」と呼ばれるまでになりました。

そして、1977年にはチェコスロバキア人でモデルのイヴァナと結婚し、イヴァナに「広告塔」としてインテリア関連会社やホテル、カジノの運営を任せることで、メディアからの注目を浴びました。

ポイント1:融資がたくさんたくさん集まり、ビジネスが大成功した
ポイント2:メディアからの注目をたくさんたくさん浴びた

苦境からの復活

「90年代の窮地」と言われる、絵に描いたような転落を経験します。14パーセントという高い利回りの社債を発行した上に、回収すら難しい多額の投資を次々と行ったことや、重役3人をヘリコプター事故で同時に失ったこと、経営の専門知識がないどころか、学士号すらないイヴァナへ多くの実権を任せたことで経営が混乱したことなどがあだとなり、1990年にかけて巨額の債務を抱えることとなりました。

所有するトランプ・プラザやマー・ア・ラゴなどは手元に残し、かなりの物件を中国系の企業に売却しましたが、現在も、中国系の銀行や、ゴールドマン・サックス、ドイツ銀行などから多額の借金を抱えています。

この様に困難な状況に陥ったものの、トランプはロスチャイルド、ウィルバー・ロス、フィデリティ・インベストメンツの肝いりでこの危機を切り抜けました。また、資金調達のために「トランプ・オーガナイゼーション」のニューヨーク証券取引所への上場を行い、約12億ドルの調達に成功しました。事業を、自ら機関化したのでした。

1990年代後半から好景気を背景に復活を成し遂げ、著名な経済誌「フォーブス」が選ぶアメリカのトップ企業400社に再びランクインし、マンハッタンに新たな高級アパートメントを多数建設する他、ラスベガスやアトランティック・シティなどアメリカ中に多数のホテルやカジノをオープンするなど、再び「アメリカの不動産王」としての地位を取り戻しました。

なおその後「エンパイア・ステート・ビルディング」の50パーセントの所有権を手に入れました。1999年には、イタリア人モデルとの浮気が発覚し、イヴァナとの離婚後に再婚していたメープルズと、離婚しました。

 

カムバック、大統領への道

2000年、カムバック後のアメリカ大統領選挙には、リチャード・ニクソンやロナルド・レーガンなどの、共和党選出の歴代大統領の参謀を務めた政治コンサルタントのロジャー・ストーンをブレーンにアメリカ合衆国改革党の予備選挙に出馬したものの、政治コメンテーターのパット・ブキャナンが選出されることになった。当時のトランプは自身を保守と位置づけたが、

  • 自身を調停者と呼び、公民権法を拡大してレズビアンとゲイを保護し、彼らが堂々と軍に入れるようにすると語る
  • 包括的な医療保険制度を求め、社会保障制度を守るために超富裕層への一回限りの課税を提案する
  • 品のない扇動政治家と評されるパット・ブキャナンの「ユダヤ人、黒人、ゲイ、メキシコ人……」に関する発言に異を唱えて「彼はこの国を分断したがっている」と言い、自分はそういう差別はしないと述べる

といった多くの点でリベラルと思われました。なおストーンは、2016年の選挙の際にもトランプのブレーンとして動くことになります。

トランプは、2004年から、NBCのリアリティ番組である「アプレンティス」にホストとして登場し、トランプの会社の正社員となるべく番組内で働く出場者に対し「You’re fired(お前はクビだ)」と宣告するセリフが大人気となりました。これにより、かねてからアメリカ国内における知名度が高かったトランプは、その知名度をさらに上げることになりました。なお、アプレンティスは、全米視聴率3位の成績となり、トランプは、ハリウッドで自分の星が刻まれるほどの有名人になりました。アプレンティスへの出演は、大統領選出馬前の2015年まで続きました。

・・・この頃から、なんだか強烈な後押しを感じますね。やはり、テレビの力は大きいですねー。

2005年には、ユーゴスラビア出身でモデルのメラニアと3度目の結婚をし、その後息子のバロンを授かりました。なおメラニアとの結婚は2020年現在も続いています。

サブプライム問題

2007年後半に起こった、いわゆる「サブプライム問題」以降の不況を受け、社債の利子の支払い不能に陥るなど経営難に陥っていた「トランプ・プラザ」、「トランプ・マリーナ」、「トランプ・タージマハール」を経営する「トランプ・エンターテイメント・リゾーツ」が、2009年2月17日に連邦倒産法第11章の適用を申請しました。

同社の創業者でもあるトランプ大統領はこれに先立ち、同社の取締役会に対して「同社の株式をすべて購入する」との申し出を行ったが拒否されたことを不服として同社の取締役を辞職しました。

2009年2月には、「レイト・ショー・ウィズ・デイヴィット・レターマン」というトーク番組に出演した際に、同じく連邦倒産法第11章の適用を申請した「ゼネラルモーターズはつぶれるべきだ」と発言しました。しかし同社は、翌年から急に業界の経営が上向き、持ちこたえたのでした。

また2010年9月9日には、「グラウンド・ゼロ」近くにイスラム教の文化センターが計画されている問題で、センター予定地を価格の25%上乗せで買い取りたいと申し出ました。

・・・やはり、今でもアメリカ国内に信者を増やしているイスラム教は、トランプさんにとって、目の上のたんこぶのようです。

大統領選前、醜いネガキャン合戦

2015年6月16日には、トランプ・タワーの会見場で、2016年アメリカ大統領選挙に共和党からすることを表明しました。

この出馬表明の場でトランプさんは「メキシコ政府がメキシコの人を送ってくるときは、メキシコのベストな人は送ってこない。メキシコは問題が沢山ある人を送ってきて、彼ら(問題が沢山あるメキシコ人)は問題を我々のところに持ち込む。彼らはドラッグを持ちこむ。彼らは犯罪を持ちこむ。彼らは強姦犯だ。そして、いくらかは多分良い人だ!国境警備隊と話したら我々の直面していることを話してくれた。」と破天荒な発言をし、大きな反発を招きました。NBCの番組「アプレンティス」からも、降板する事態となりました。

・・・大統領選を前にして、今後もっと増えるであろうヒスパニック系の人たちを敵に回してしまったんだね。

2016年4月の発言です。 「今日説明する方針は、この国が、時代を超えた基本原理に立ち返るためのものです。私の外交政策は常に、ほかの何よりも、米国民とアメリカの安全を最優先します。それが第一でなくてはならない、絶対に。それこそが、私の下す、全ての決断の基礎となります。」「今より良い通称協定が必要だ」「NATO加盟国は、防衛費をもっと出すべきだった。」「イスラム国を打倒する。時間の問題だ。どこでどうやるのかは、連中におしえてやらない。相手の意表を突かなくてはならないから。今から、われわれは予測不可能にならなくてはならない。私が大統領に当選すれば、すぐに連中はいなくなる、ISISはいなくなる。本当に、あっという間に、だ」

・・・断固として、自国第一だという、トランプさんの外交姿勢が明らかですね。これに反して、批判の声としては、おもに、「人種差別・性差別は良くない」というものでした。

トランプは他の候補よりも少ない資金で指名争いをリードすることで、資金力だけでは勝てないことを印象づけました。

ルビオ、ヒラリー、ジェブ・ブッシュらがウォール街から大口の献金を得ていることと対照的に、トランプは献金を募らずに自弁による選挙活動を続けており、同陣営が使った28億円(2500万ドル)という費用はあらゆる共和党候補よりも少なかったのです。

2016年2月時点で、共和党の各候補が1票を獲得するために投じた費用は、ジェブ・ブッシュが14万円(1320ドル)、ルビオが3万円(260ドル)、テッド・クルーズが2万6千円(233ドル)、トランプが6800円(60ドル)です。

有権者1人あたりに投じた金額は、ジェブ・ブッシュ6万円(551ドル)、ルビオ3400円(30ドル)に対して、トランプは340円(3ドル)です。

トランプ自身は高額の寄付を受け取らず、選挙費用を自腹で賄っていることに関して、自身の集会で、「金を断るのはすごくきついよ。だって、これまでは受け取ってきたんだから。金を受け取って、金を愛して、また受け取ってきた。今は金をくれるという相手に、あんたの金はいらないと断っている。受け取ったらどんなことになるかわかっているからな」と発言して、会場では割れんばかりの喝采が響きました。

またトランプに対するネガティブ広告は週ごとに増し、2月末までに費やされたトランプ封じのネガティブキャンペーン予算は76億円(6700万ドル)に上りました。各候補は対トランプ予算を3億円以上用意しており、フロリダの予備選投票ではトランプ阻止のために7億9千万円(700万ドル)が使われました。

16年3月上旬には共和党のテレビCMの半数はトランプ降ろしを狙うものになり、対トランプのネガティブCMは6万件に達し、「弾幕」や「嵐」と呼ばれるほど増えました。

また欧米メディアは、一様にトランプに否定的な反応を見せていました。米国の政治専門紙ザ・ヒルの調査によると2016年10月までに米国の発行部数上位100紙のうち民主党候補のクリントンを支持した新聞が17紙あったのに対し、トランプ支持を打ち出した新聞は1紙も存在しませんでした。

・・・この頃は、日本国内のメディアでも、「こんな破天荒なやつをリーダーにしていいのかよ!?」という論調だったような気がします。

・・・事業再建にはロスチャイルドなどのお世話になっていましたが、選挙は案外、お金をジャブジャブ使って当選したわけじゃなかったんですね。アメリカも、選挙にカネを使うというのは常識だったんですね。

・・・トランプさんは、アメリカ史上初の、政治家や軍人としての経験が無い大統領なんですね。

論戦の最中にも、肺炎と診断された民主党候補ヒラリー・クリントンの回復を願う、と、ツイッターなどを使って表明する、優しい一面もありました。トランプ陣営の職員らにも、クリントンの病状に配慮し、 この件に関するソーシャルメディア上の投稿を控えるよう指示していました。

・・・トランプさんは、ツイッターを非常に多用する大統領ですよね。

大統領就任、自国優先主義

2016年7月 共和党大会での演説です。「今夜、私はここですべてのアメリカ人に誓います。アメリカを再び強い国にする。アメリカを再び我々の自慢できる国にする。アメリカを再び安全な国にする。アメリカを再び偉大な国にする。」

・・・そして、プロパガンダやら、サイバー攻撃やら、事態は混沌を極め・・・迎えた11月8日、投票の結果は・・・

2017年1月20日をもって第45代アメリカ合衆国大統領に就任しました。就任時の年齢は70歳220日で、第40代大統領ロナルド・レーガンの69歳349日を上回り、歴代最高齢の大統領となりました。

就任演説では、何度も何度も「アメリカ第一主義(アメリカ・ファースト)」を掲げました。

しかし、、、大統領選の約1か月後の12月9日、米紙『ワシントン・ポスト』は、アメリカ中央情報局 (CIA) の秘密評価報告書を引用し、「(以前から行われていた)サイバー攻撃はロシア政府機関のハッカー集団によるもので、トランプ側の勝利を支援するものである」と報道しました。

これに対し、トランプ大統領は、介入の存在は認めてロシアに対する非難や制裁を行ってはいますが、トランプ陣営とロシアの共謀は否定しています。

・・・なにやら、せっかくの当選に、物言いがついてしまったみたいですね・・・こういった工作は、どうやら、ヨーロッパ各国の選挙や政治でも指摘されているようですね。あのムキムキな彼はサイバー系にもお詳しいのでしょうか。たしか優秀なスパ、スパ・・・スパゲッティ職人さんでしたっけ??

そして、閣僚の人選は、副大統領にマイク・ペンス氏、財務長官にスティーブ・ムニューシン氏、商務長官にはウィルバー・ロス氏が起用されました。

マイク・ペンス氏は、共和党内でも保守派として知られ、草の根運動であるティーパーティー運動にも参加している。キリスト教右派のかたです。

スティーブ・ムニューシン氏は、ユダヤ系投資家として知られる元ゴールドマン・サックスの幹部です。

ウィルバー・ロス氏は、ロスチャイルドに従事しながら、機関化現象に中心的役割を果たした銀行家です。パラダイス文書を足掛かりとする、ロシア疑惑をかけられている人物です。パラダイスの記事

(・・・”フォーブスによる本日のストーリーは、記者がコメントを求めて彼に連絡した直後に、ロスがナビゲーター株にショートポジションをとったことを示しています。”って、けっこうやってることすごいっすね・・・この辺を調べると、まぁ出てくるわ出てくるわ・・・)

2017年2月、自身のツイッターで、ホワイトハウス記者晩餐会へ出席しないことを発表しました。大統領が出席しないのは1981年に暗殺未遂事件で銃弾を受け病床に伏せていたレーガン大統領以来、36年ぶりでした。

・・・お金をあまり使わずに当選したのはすごいと思ったけど、閣僚人事は、恩返しと言わんばかりの錚々たる面々ですね・・・

最近の発言、動向

2019年2月 一般教書演説などでの発言です。「金正恩委員長との2度目の首脳会談を、ベトナムで行う。」「金正恩とは仲がいい。だから、北朝鮮は核実験をやめて、ここ15か月間はミサイルを発射していないんだ。」「もし、ほかの大統領だったら、今頃北朝鮮とは戦争だったはず。」

「メキシコとの間に壁を建設する。不法移民問題で、ギャング犯罪や薬物の流入があり、われわれには、米国民の生命と仕事を守る移民制度をつくる、道徳的な義務がある。」

「中国はアメリカの会社から知的財産を盗み、雇用も奪ってきたが、それはもう終わりだ。」「私が関税を引き上げたから、中国から税金が入ってくる。」「次の米中貿易協議は、真の構造改革が伴っていないとアメリカは受け付けない。」

「外交安全保障だが、偉大な国家は、終わりなき戦争はしない。シリア・アフガニスタンの、米軍の縮小・撤退をすすめる。」

「ベネズエラの内紛に関しては、米国は、自由を追求するベネズエラの人々とともにある。」

「私が就任した2年で、賃金は上昇し、失業率は低下している。」

「女性の参政権も改善された。女性議員127人は、史上最多だ。」

・・・北朝鮮とのやり取りは、やはり煙に巻いている感じがしますね。水面下で、かなり厳しいやり取りをしているのでしょうか。

・・・対中貿易赤字の是正(米中貿易協議)はすごく気にしているようですね。

 

2019年6月 大統領選出馬表明の時期「過激な民主党は偏見や怒りに満ちている。民主党は国や国民を壊したがっている。受け入れられないし、そんなことは起きない。」

「私たちの経済は今、世界ナンバーワンで、どこの国も追いついていない。ところで、土曜日の夜、トランプの集会よりも楽しい場所はありますか?」

 

2019年6月27日 「日本が攻撃されれば米国は彼らを守るために戦うが、米国が攻撃を受けても日本は私たちを助ける必要が全くない」「日本が攻撃されれば米国は第三次世界大戦を戦う。私たちはいかなる犠牲を払ってでも日本を守る。だが、米国が攻撃されても日本はそれをソニー製のテレビで見ていればいいのだ」

2019年12月 イスラエル・アメリカン評議会会議(ユダヤ系アメリカ国民たちに)「私はイスラエルの最も親密な親友だ」「私は君たちをよく知っている。君たちは非情な殺人犯だ。君たちは全然良い人たちではない。しかし、君たちは私に投票しなければならない。他に選択肢はない。言っておくが、ポカホンタス(エリザベス・ウォーレン)に投票してはならない。富裕税に投票したくはないだろう。君たちの中には私のことが好きでない者もいるが、私も君たちの中で好きでない者がいる。それでも、君たちは私の最大の支持者となるのだ。なぜなら相手が勝てば、君たちは15分間で失業するからだ。なので、私はこのことに余計な時間を費やさなくともよい」(その後、ユダヤ教を国籍と認める大統領令に署名)

2020年4月14日 「WHOへの資金提供を止めるよう、きょう、政府に指示した。WHOの不当な運営などについて、評価が完了するまでだ。」「われわれはずっとWHOへの最大の貢献者だった。しかしWHOは、われわれをミスリードした。今やWHOは、文字通り中国のパイプオルガンだ。」と発言し、WHOの徹底的な見直しと改革を、G7首脳に呼びかけました。

2020年4月30日 「中国は阻止する能力が無かったか、あるいは拡散を許した。」

「言いたくはないが、感染拡大は止められた。中国が止めてさえいてくれたら、と、全世界もそう思っている。WHOは全世界で何十万もの人々を死に追いやったミスを、弁解すべきではない。WHOは恥を知るべきだ。彼らはまるで中共の公共部門のようだ。」

2020年5月7日 「COVID-19は真珠湾攻撃よりも9.11テロよりも深刻だ。これほどの打撃を受けたことはない。」と発言しました。そのうえで、「拡大は中国国内で止めることができた。発生源で止めるべきだった。」「止められなかったのは、無能、あるいは、愚かな者がいたのだろう」と、改めて中国を批判しました。アメリカ政府はCOVID-19での死者を、7万人以上と発表しており、この数字は、ベトナム戦争での死者を超えたことを主張したいのではないのでしょうか。

 

・・・アメリカの政府機関は、中国政府を処罰する方法を非公式に協議しており、これには、新たな非関税貿易制限、中国政府の主権面積の解除、アメリカ政府と市民がアメリカの裁判所で訴訟を起こすことができるようにするなどが含まれています。

考察

自由貿易に関して、トランプ氏は「アメリカは自由なのに、他の国は不公正だ」とし、「アメリカ国内の多くの人々を犠牲にしてほかの国を富ませていた」と主張しています。「多国間交渉でなく、“取引”の結果が見えやすい二国間交渉を行うべきだ」と常に述べています。そして、「ワシントンの政治プロから、ピープルに政治を取り戻す」と言っています。

これらの発言は、不公正な方向に行き過ぎたグローバル化社会だからこそ、トランプのような大統領が生まれたのだということを、象徴するような発言だと考えます。

トランプ大統領の哲学をひとことで表すと【建国主義】なのだと考えます。国民は、今まで自分の国を支えてきた、国を作ってきた原点に立ち返ろうということなんだと思います。だからこそ、独裁政権や宗教第一主義には強硬な姿勢を取るのでしょう。

あと、今回は触れませんでしたが、今、アメリカは、原油と通貨、FRB(中央銀行)の問題に直面しています。この問題は、今後、世界の形を変える大きな出来事を引き起こす気がしてなりません。

・・・このへんで、考察を終わります。・・・うーん。私バカだからわからなーい。難しいけど、トランプさんの行動指針は、「ナショナリズム(国家主義) + ユダヤ新勢力と協力」でしょうか? 日本に向けては「狙われてるぞ、組む相手を考えろ。それにしても、さすがにもうちょっと自立しろよ」ってことでしょうか?

そうかもしれませんね。トランプさんに限らず、歴代の大統領を見ると、アメリカが抱える問題は、「国内が分断されていること」なんだなぁと、つくづく思います。今回調べてみた、個人的な感想としては、「またロスチャイルドかよ」です。今では、ディープステートと言われる裏社会さえも、勢力が分断してしまっているのかもしれませんね。裏社会からすると、トランプさんのような大統領が現れてしまったことに関しては、けっこう困ってるんじゃないかなという印象です。日本の表社会にいる、われわれ一般ピーポーは、まず、トランプさんがやったようなメディア破りをもっと進めなければいけませんね。みんなでメディアを立ち上げて、電○をぬっこわす!?!?

・・・終わります。ありがとうございました。

 

オマケ トランプ名言集

”どうせ考えなるなら大きく考えろ。どうせ生きるなら大きく生きろ”

”成功が成功を生むように、発見は発見を生む。質間とは探求する心である”

”大きなゴルフコースを所有すると、大きな権力が手に入る”

”心配するのは時間の無駄だ”

”私は積極的な考え方をすると人は言うが、実際には私は消極的な考え方を良しとする。商売では極めて慎重なほうだ”

”私は多くのものを勝ち取ってきた。もう自分自身のことは十分”

”私が大統領になれば必ず強いアメリカを取り戻してみせる”

”幸運は滅多にやって来ない。来た時は絶対にその機会を完全に活かす努力をしろ”

”もし誰かが立ち向かってきたら戦うんだ。残忍で、タフにならないといけない”

”タフで頭が良く、勝つ方法を知っているオレのような人間がアメリカには必要なんだ”

”アメリカの為に欲張りでいる”

”私は毎朝目覚めて国民により良い生活を与えるのだと決意する。全米中で無視され見捨てられた人々の為に”

”交渉に臨む際、私は完全勝利を目指す”

”もう私たちは、この国や国民をグローバリズムという偽りの歌に溺れさせはしない”

”私はすべての文明国に対し、シリアにおける大量虐殺に終止符を打つため、そしてあらゆる種類のテロを根絶するため、共に手を取ろうと呼びかけた”

”課題はチャンスになるかもしれない。物事に別の名前をつけたら、それに対する姿勢は驚くほど変わる”

”どんな分野にも問題はつきまとう。であれば避けられないものにどう対処すべきか知っておいたほうがよい”

”アメリカは世界の警察はできない”

”メディアは真実を伝えない”

”私は数十年にわたって何百もの中国に関する本を読んでた。私は中国人を知っている。私は中国人と大金を稼いだ。私は中国人の心を理解している”

”自立した人が増えれば増えるほど、国全体が強くなる”

”権力は最大限の思いやりをもって使われたとき、最もその良さを発揮する”

”私たちの国、私たちの人々、私たちの法律は、私たちの最優先事項である”